先日、Google様の社内ミーティングでカタルタをお使いいただき、「大成功だった」とのご報告をいただきました。
・「最初の、どうなるんだろうという雰囲気から一転、とてもいい雰囲気の時間になった」
・「クールな人が、この人こんな風に展開させるんだーというユーモラスな一面に触れて新鮮だった」
といった感想をいただきました。
その場にいたわけではありませんが、きっと上手くお使いいただいたのだろうと想像します。
用途としては、チームビルディングの文脈だったそうで、「自己紹介と他己紹介でテーマについて話した後、カタルタをめくり、その続きを3枚分、即興で話す」という使い方をされたそうです。
特に他己紹介がもりあがったとのこと。お題としては、「◯◯さんはこんな人です」「◯◯さんはこんなことが得意です」という一文を述べた後に、カタルタをめくってもらったようです。
カタルタの体験は、記憶や、経験、才能、気づかなかった自分の一面といった、どれも「ありものだけど活かすことができたら大きな力になるもの」を呼び覚まそうという試みです。それを不慣れなやり方ではなく、使い慣れた道具で活かそう、というねらいを持っています。誰でも知っている言葉(接続詞・副詞等)とトランプがその道具というわけです。
よくよく考えれば、チームについても、限られたメンバーでみんなが持っている力が発揮されることを目指すのですから、広い意味ではありもの活かしと呼べるかもしれません。ですから、チームビルディングの文脈でお使いいただくことは、ツールが生まれた理由からまっすぐ引いた線上にあるものだと思います。そういうことですから、チームビルディング研修をされる方は自信と誇りを持ってカタルタをお使いいただけたらと、こちらでは勝手にそう思っております。
今日もグッド・コミュニケーションの先に、インスピレーションが待っていますように。
::2016/05/19の記事を一部修正して再掲::